悲報:わい、橋本病と診断される

甲状腺機能低下症を発症

ことの発端を説明するとすんげー長くなるのですが、

先日、いろいろあって腎生検のため、検査入院しました。

 

腎生検とは、腎臓の組織を一部だけ採取して、

顕微鏡や免疫染色などで色々調べる検査です。

 

腎臓と甲状腺は関係ないのですが、なぜ今回それがわかったのか。

そもそもなぜ腎臓の検査を受けたのかって話ですが、

それは大学4回生の頃に、血液検査でクレアチニンという腎機能の指標となる数値が

高かいと指摘され、経過観察を受けるようになりました。

僕の場合、腎機能障害と言っても、尿にタンパクが出てたり、糖が出てたり、血圧異常があった訳でもないのに、ただただクレアチニンの値が高かったのです。

原因もわからず、様子を見るしかなかったのです。

そして、今回、腎生検を受けてみようという話になったのです。

 

結果的には腎臓の組織には異常はみられませんでした。(それはそれで良かった)

ただし、入院期間中に何度か血液検査をするなかで、あることが判明しました。

それが、甲状腺ホルモンが分泌されていなかったという事です。

これを聞いた時はさすがに驚きました。

「は??何て?」って思いました。多分言ったかも笑

 

学生の頃、初めて腎臓内科を受信した際に、たまたま甲状腺の値を測ってたみたいです。その時から、低かったみたいですが、(そんな事言われた記憶がない)

それ以降は特にフォローもなく、ただただクレアチニンの値を経過観察する流れになってました。それが3年前です。もっと早くから治療できたんじゃないかと思うと、今抱えてる悩みもこれほどにはなってなかったんじゃないかと思う。

 

今回はその3年前のデータがあったことに加え、今自分が感じてる自覚症状や、これまでの血液検査のデータから、もう一度甲状腺の値を測ってみたら、案の定低かったと。

それも、ほぼ分泌されてないレベルだったと。

最終的に、慢性甲状腺炎(=橋本病)と診断されました。

 

橋本病とは?

慢性的に甲状腺に炎症が起きる病気であり、自己免疫疾患の1つです。

特に女性に多くみられ、男女比は1対20〜30程度らしいです。

俺ハーレムやん!!!wwwwwwwwww

そして、何がきっかけで自己免疫疾患が起こるのか、まだ明らかになっていないので、

根本的な治療はできません。薬でホルモンを補い、コントロールするほかありません。

 

橋本病患者の全員が甲状腺機能低下症になるわけではないらしく、炎症の程度が軽ければ、甲状腺機能は正常であり、炎症が進行すると甲状腺の働きが悪くなり、甲状腺機能低下症となるようです。

甲状腺機能低下症の明らかな症状があるのは橋本病の約10%で、約20%は症状のない軽度の低下症で、残りの70%は甲状腺機能が正常だそうです。

 

わいは選ばれし10%なんやな。しかも男で。

なんか、三毛猫のオスになった気分。

 

三毛猫のオス「一緒にすな」

 

橋本病の主な症状は?

・冷え症、寒がりになり、汗をかきにくくなる。

・便秘

・肌が乾燥しやすい

コレステロールが高く、体重が増加傾向にある。

・頭髪が薄くなる

・疲れやすい、気力がなくなる

などなど。

甲状腺ホルモンは身体の活動に関わることから、これが不足することによって上記のような症状が現れます。(全て現れる訳ではない)

 

治療法

甲状腺機能低下がみられる方は、甲状腺ホルモン(サイロキシン)を服用して、血中濃度を正常に保つ必要があります。

残念ながら、特殊な例を除き甲状腺機能低下が回復することはありませんので、一生服用しなければなりません。

また、最初は少量ずつ服用し、徐々に量を増やす流れになっていきます。

 

 

なんてこった・・・パンナコッタ